今回は、やらせレビューについての話です。
先日、セラーセントラルを見ていたら、やらせレビューについてのAmazonセラ―フォーラムがあがっていました。
Amazonセラーフォーラムでは、やらせレビューについて、延々とやりとりが繰り広げられています。このトピックが立てられたのは、2017年12月です。
アマゾンの規約上、やらせレビューや虚偽のレビューはNGとなっているはずです。やらせレビューとは、金品などを受け取った見返りに評価の良いレビューを書くことです。お金や物だけでなく、アマゾンギフトカードなども含まれます。
ただ、実際のところは、やらせレビューでも放置されているのが現状です。そもそも、やらせかどうか、どうやって判断するかが難しいと思います。実際に商品を購入してみると分かりますよね。
日本のアマゾンでは、やらせレビューは中国人セラーに多いみたいですね。商品は中国製の安いノーブランド品がメインだと思います。
セラーフォーラムによると、フェイスブックにアマゾンレビューのグループがあり、やらせレビューの募集があるとのことです。
グループ内でオファー元とコンタクトを取り、購入者が良いレビューを投稿すると、中国企業からペイパルで返金があるそうです。これは、アマゾンの外で行われていることなので、やらせレビューがアマゾンの規約違反とはいえ、取り締まるのは難しいですね。
ただ、2018年4月に入ってから、アメリカのアマゾンでは、やらせレビューの取締りがあったようです。eCOMMERCE BYTES(Eコマースバイツ)というサイトがソースです。
Backlash over Amazon Customer Crackdown Continues
ざっくり言うと、やらせレビューの件で、Amazon.comは警告や説明なしに数千人分のアカウントを停止・凍結したとのことです。suspendという単語が使われていますね。アカウント凍結のことです。いわゆる垢バンです(笑)
アマゾン内のメールは履歴が残るので、そこから足がついたのでしょうか。なかには、やらせレビューを書いてないのに、アカウント停止になった人もいるようです(笑)
なお、フェイスブックでは、Amazonアカウント凍結の被害者の会のようなグループも結成されているとか。このへんは、さすがアメリカといった感じです。
米アマゾンのような、やらせレビュー取り締まりが、日本アマゾンにも行われることも将来的には考えられます。心当たりがある人は気をつけたほうがよさそうです。
やらせレビュー取り締まりで、公平なレビューになるのでしょうけど、とばっちりだけは勘弁して欲しいですね(笑)